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コンサートリポート② オルガン界の革命児!?キャメロン・カーペンター  2013年2月27日

2013-04-08

リポートがだいぶ遅れましたが、2月27日(水曜日)に、オルガン界の革命児キャメロン.カーペンターの初来日コンサートを見に?聴きに?サントリーホールに行ってきました。サントリーホールのオルガンはリーガー社の手鍵盤4段のオルガン。

国内外の著名なオルガニストが演奏会を開催されています。

キャメロン・カーペンターの名前は、数年前に前職で担当だった輸入楽器メーカーのイタリア人から、

『アメリカに面白いオルガニストが出てきた』と言われ、YouTubeの動画『ショパンのエチュード革命』見たのが

はじめてでした。

それまでの、オルガニストの方々のイメージ(衣装は派手にせず、パンツは黒が多い、上品でノーブル)とは違い、

全身白で、スパンコールかスワロスキーをちりばめた衣装に驚かされました。更に、驚いたのは、足鍵盤の鬼速な早さでの演奏!!まるで、タップダンスを見ているようでした。アメリカは、面白いオルガニストが出るなあと思っていました。

オルガン界で、はじめてグラミー賞にノミネートされたのも画期的です。

とてもインパクトのあるポスターを、昨年12月くらいから、あちらこちらでご覧になったかたも多いのではないでしょうか?

朝の情報番組に生出演したり、当日は、NHKの撮影が入り、通常のオルガンコンサート会場とは違う雰囲気。

コンサートでは、チラシより、更に過激なモヒカン刈りの髪型に、黒のキラキラパンツ、極彩色のジャケットで登場。

オペラシティのビジュアルコンサートのように、ステージ後ろの2階席左右に大きなスクリーンが設置され、演奏中の両手両足の様子が映像で映されました。

最初に、バッハのチェロのための無伴奏1番を、足から静かに弾きはじめました。途中から、音色を重ね、スエルペダルを

多用し、キャメロンらしい演奏でした。リード管や、足鍵盤の32フィート管も大活躍でした。

続いて、ショパンのエチュードなどを3曲。ピアノ曲で完成されている曲をなぜパイプオルガンで?

なぜあの16分音符の早いパッセージを足で?と思う部分もありますが、ピアノではない管楽器の響きがあり、

会場は異様な盛り上がりを見せていました。後半は、オリジナル曲や、アレンジ曲でした。

一曲演奏が終わるたびに、拍手の嵐で、まるでロックコンサートのライブのようになってきました。

アンコール曲の最後は、アメリカのマーチングソングで、観客の拍手と歓声に包まれ終了しました。

一方、休憩中に、オルガン調律担当のY社のY氏が、心配そうにステージ上のリモートコンソールの足鍵盤を確認していたのが印象的でした。(ふいご大丈夫かなあ!?)

個人的には、あまりに早くたくさんの音色を重ねて弾かれたので、一音一音のパイプの空気を、きちんと震わせてないような印象も受けました。(オルガンの先生には、よくタッチとリリースが大事と常に言われますよね。)

みなさまは、どうお感じになりましたか?彼のオルガン演奏は、確かに賛否両論あると思いますが、オルガンという楽器に

興味を持っていただくのには、インパクトがあると思います。またオルガニストがいかに、両手両足を駆使し、美しい音色を

奏でているかを視覚で理解していただくのにも明快なコンサートでした。

常日ごろ、オルガン音楽をもっとたくさんの方に聴いていただきたいと思う私にとっては、「まずたくさんの人に、

コンサートホールに来て、生のパイプオルガンの音を聴いてもらう」のが命題です。

でも、実際に来てくださる方を増やすのは、常に難しい課題なので、彼の観客動員力は素直にすごいなと思いました!!

当たり前のことですが、いろいろな演奏家やいろいろなコンサートスタイルがあることが、たくさんの方に興味を持ってもらうのに必要だと思いました。(もちろん正統派のオルガンコンサートがお好きな方からはご指摘をいただくかもしれませんが)

今後の彼の活躍を見守りたいと思います。

以上、個人的な感想を含めたリポートを失礼いたしました。(関係各所の方に、失礼がありましたら、この場でお詫びいたします。私見なのでお許しください。)


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